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信用金庫でほとんどのお悩みが解決可能?

更新日:2022/07/29

今回は「いつでも安心サポート」を中心に、城南信用金庫のシニア向けサービスについて詳しくお話を伺いました。

この記事はこんな方にオススメです。

・日常生活の悩みがあり、どこに相談していいかわからない方
・認知症になったときのための対策をしたい方
・終活について考えたい方

■本記事の取材先

城南信用金庫

東京都と神奈川県に85店舗を展開。全国最大級の規模を誇る信用金庫です。
人と人が助け合い、豊かな暮らしをめざす。お客様の夢の実現をお手伝いするため、いつの日も「信用金庫」の原点を忘れることなく、健全経営、堅実経営を行っています。

高齢者向け総合サポートサービス「いつでも安心サポート」について教えてください。

2014年から始まったサービスです。以前は年齢に伴う健康的な問題などで来店が難しいお客様は、家族でも預金を引き出すことができませんでした。そういったお客様の課題に応えるためにスタートしたのが「いつでも安心サポート」サービスです。当初は8つのサービスでスタートしましたが、現在ではお客様のご要望やニーズに応え13のサービスまで拡大しています。

 

 具体的にはどのようなサービスがあるのでしょうか?

最もご好評をいただいているのが「代理人サービス」です。ご病気などで、お客様がご来店できずお支払いなどのお手続きができない場合、予めお届けいただいた代理人の方がお手続きをすることができます。
こちらのサービスとは別に認知症になった後、後見制度を使わなくても引き出せる「将来のための代理人サービス」も取り扱っています。他社のサービスの場合、代理人の確認が毎回必要であったり、利便性が高くないため、当金庫のサービスが支持されているのだと思います。

その他にはどのようなサービスが人気でしょうか?

最近利用が広がっているのが「家族信託預金・融資」サービスです。実は、家族信託に日本で1番早く本格的な取り組みを始めたのが当金庫ですので、多くのノウハウがございます。例えば賃貸アパートなどを持っている方が、認知症になってしまったときにその管理を子供に引き継ぐことができ、代理人サービスでは取り扱えない範囲をカバーすることができます。ほかにも「公正証書遺言作成お手伝い」紹介サービスや「任意後見制度」紹介サービスなど、お客様のご要望に沿って対応できるサービスをご用意しております。

 

 

在宅で動けなくなった方でもこのサービスを利用するために口座開設は可能でしょうか?

当金庫の営業可能地域内であれば可能です。詳細は最寄りの営業店にご確認ください。営業外地域でも、お住まいの地域の信金さんにご相談いただければ対応できる可能性もございます。

 

信託銀行さんとの使い分けはどうしたらよいでしょうか?

商事信託については信託銀行さん中心となりますが、家族信託のような民事信託をはじめほとんどのサービスは信用金庫でも提供しているところが多数ありますので、お気軽にご相談ください。また当金庫では「なんでも相談プラザ」や「大相談会」で金融の悩みはもちろん、不動産、相続、有料老人ホーム選びの相談まで専門家の方に無料で相談できます。

在宅で療養されている方にメッセージをお願いします。

信用金庫は信託銀行と違い敷居も低くご相談しやすいと思います。遺言だと弁護士、相続だと税理士に相談といったイメージをお持ちかもしれませんが、ほとんどのお悩み事が信用金庫で解決でき、価格もリーズナブルです。課題解決のための手段として安心してご活用ください。

 

■取材を受けてくれた方

城南信用金庫
お客様広報部 部長 作田直昭 氏


お客様広報部 副部長 渡辺哲也 氏


お客様広報部 副調査役 沢井歩 氏
(取材時)

■編集後記

ご本人が動けなくなってしまった時のトラブルについては、これまで幾度となく耳にしてきました。そういったリスクを前もって回避するための代理人サービス、または家族信託ですが、城南信用金庫さんが日本で最初に取り組みを始めたことは知りませんでした。また敷居が比較的低く、資本家でなくても入りやすいというのも大きな特徴ですね。これからも私たちの心強い味方であり続けてください。

執筆者:リブライフ編集部

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