VIPケアサービスでワンランク上の生活を

ポピンズ・ホールディングスは、専任のコーディネーターが利用者に適切なサービスを選択し、家事から介護、看取りまで、ご自宅で過ごされている方や、第一線で仕事に取り組んでいる方のサポートを行っている在宅介護サービスです。今回は自費サービスとして、どのような在宅介護を実現させているのかを伺いました。

介護サービスを始めた経緯を教えてください。

弊社はもともと、ナニーサービス（教育ベビーシッター）やナーサリー（保育園）の運営などお子様向けのサービスを提供している会社です。介護事業については、ナニーサービスをご利用いただいたお客様から、次第にご両親の介護についての相談が多くなってきました。また創業者である中村紀子の両親に介護が必要となったとき、大切な両親を安心して任せられるスタッフやサービスに出会えなかったことが事業を始めたきっかけです。

 

自身も満足できる介護サービスを作り上げることが、ひいてはお客様のニーズに応えることになるのではないか、という考えから、まだ介護保険制度が施行されるより前の1996年から自費での会員制高齢者向け在宅ケアサービス「ポピンズVIPケアサービス」をスタートしました。現在まで、自費サービスをメインに据えて、サービスを展開しております。

 現在行っている介護サービスは、どのようなものがありますか？

料理から洗濯、掃除、買い物までこまやかな要望に応える家事コース、日常生活の介護に加え、家事、外出同行も可能な介護コース、24時間体制の訪問看護を行うナースケアコースという3つのコースを用意しています。

弊社の場合、お客様から「まだ生活にさほど不自由はないけれど、少し家事を手伝ってもらいたい」という段階から関わりが始まることが多くあります。心身や環境の変化とともに介護が必要になったときに、自費サービスとして、時間やサービス内容に制限なく柔軟に変更が可能です。

在宅で最後まで過ごしたいというお客様に対しては、ナースケアコースの看護師が24時間365日在宅でケアする体制を整えています。これによって、サービスを利用してから看取りの瞬間まで、切れ目のないサポートが実現しています。また、大切な人生の最期の時間を共に過ごさせていただくスタッフは、やはりお客様やご家族様に対して、高いホスピタリティを備えたスタッフであるべきだと私どもは考えております。

ポピンズ・ホールディングスの強みや特徴はなんですか？

弊社のもっとも大きな特徴としては「NOと言わないサービス」を目指しているところだと思います。介護の現場では、制度のしばりなどさまざまな理由から、ニーズに応えられないことが多くあります。私たちは「NOと言わないサービス」を目指し、お客様のご要望にお応えするために最善を尽くします。

そしてもうひとつの特徴は介護スタッフとは別に、専任コーディネーターによるお客様の快適な生活のサポートを行っていることだと思います。お客様のニーズや心身の状態をアセスメントし、お客様に適したスタッフを選定します。ニーズに対応できる技量の確認、そしてお客様やご家族様との相性まで配慮してスタッフの選定を行います。また、日々のサービスの中でスタッフに直接は言いづらいことなどもあると思います。コーディネーターが間に入り円滑なコミュニケーションを行うことで、より快適な在宅生活を送ることができる環境づくりを心がけております。