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家族が疲れない支援は?

更新日:2022/10/21

上手に制度やサービスを使いこなして、支える側が疲れない支援をめざしましょう。

介護で家族が疲れないための7か条

  1. 介護をひとりで抱えこまない
  2. 介護保険サービスや区・市等の公的なサービスを使い倒す
  3. 完璧をあきらめる
  4. 自分の時間を持つ
  5. 同じ悩みを持つ人と交流する
  6. 笑いや楽しいことを生活の中に取り入れる
  7. 介護離職はなるべく避ける

楽をするために、介護サービスを見直そう

介護保険のサービスを使っているけれど、「家族にかかる負担が大きい」「とても疲れる」「本人にどうも合っていないようだ」などと感じることがあります。そんな時には……
①ケアマネジャーにケアプランの見直しをしてもらう
本人・家族の希望をきちんと伝えましょう。
②ケアマネジャーを代える
ケアマネジャーは変更することができます。
③要介護度の見直しを申請する
本人の要介護度が重くなっていることがあります。認定期間内であっても見直しができるので、ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談し申請しましょう。
④介護保険外のサービスを使う
介護保険や医療保険は自己負担は一部ですが、さまざまな制限がかかってきます。保険外のサービスを使うと全額自費となりますが制限がなく、自分達の希望がかなえられます。

あなたを助けるサービス一覧

  1. 相談窓口
    内容 相談先
    介護や高齢者の暮らし全般 ケアマネ、地域包括支援センター
    経済的なこと 区・市の福祉担当部署
    本人・家族の病気や健康のこと かかりつけ医
    こころの相談 心療内科、精神科、保健所
  2. 医療保険・介護保険のサービス
    詳しくは「在宅で受けられる 医療・介護サービス一覧」をご覧ください。
  3. 市区町村のサービス
    暮らしの支援、経済的な支援、各種イベントなど、実にさまざまなサービスがあります。地域包括支援センター、区・市の高齢者担当等の窓口に問い合わせましょう。
  4. 介護者交流会、認知症カフェ
    区・市、社会福祉協議会、特養、ボランティア団体等が行っています。認知症カフェは認知症本人や家族が憩い、おしゃべりをする場です。「オレンジカフェ」とも。
  5. 社会福祉協議会、ボランティアなど
    介護を支援するボランティア活動も盛んです。地元の社会福祉協議会がボランティア活動の紹介や支援を行っています。また、低金利の貸付や金銭管理の手助けなども社会福祉協議会が行っています。
  6. 民間サービス
    全額自費ですが、いろいろな分野で介護生活を支援するサービスを行っています。
  7. 介護休業・介護休暇
    離職をしてしまうと、経済的な困窮だけでなく精神的な問題も起きやすくなります。
    「介護休業」・「介護休暇」の制度も利用しましょう。また、勤務先に相談する、というのも有用な手段の一つです。
    他にも、ハローワークでも相談を受け付けています。各市区町村ごとに、担当となるハローワークの相談先電話番号が違うため、よく確認してから電話することをお勧めします。

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