介護の現場で働く人ってどんな人?ケアマネさん、こんにちは!
更新日:2023/07/20
いつも頼れる存在のケアマネジャー。彼らはどんな思いを持って仕事をしているのか。佐々木政徳(ささき・まさのり)さんに話を聞いた。
目次
お仕事のやりがいについて教えてください。
「ありがとう」という言葉が励みに
一番は、感謝してもらえることです。特に、在宅介護をしていると利用者さんのご自宅でお看取りをすることがあります。そうした場合の多くは、予めご家族やご本人と一緒に「これからどのように生活していくか」の擦り合わせを行います。
僕がお看取りした利用者さんの一人は、長年担当させていただいた方でした。ご家族からも大変感謝していただき、一人の人間の人生とその周りを取り巻く環境に寄り添えることには、仕事としてやりがいを感じます。
療養生活を楽しんでいる方は、どんな方がいましたか。
昔からの趣味を楽しむ方はたくさんいますね。ずっと好きでやってきた趣味を手放さずに、むしろそれを楽しむために生きるという目的を持っているのでしょう。
最近では、麻雀やパチンコなどを体験できるデイサービスも出てきています。みなさん生き生きしていますよ。また、日常生活を送ること自体がリハビリのようなものですから。僕の経験上、自力でやらなくてはいけない環境にある方は、元気に体を動かせる期間が長い印象があります。
在宅療養者の方が楽しく過ごすためのメッセージをお願いします。
自分の好きなように、わがままに生きてもらえればと思っています!
楽しみが薄れてくる部分もあるとは思いますが、それをサポートするために僕たちケアマネジャーがいます。今は様々な制度があるので、自分がこんな生活をしたいという気持ちをどんどん主張してもらえると嬉しいです。
■取材を受けてくれた方
株式会社福ぶくろ
佐々木政徳 氏
資格:介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員、相談支援専門員
血液型:O型
特徴:きめ細かさがモットーな体力自慢のスポーツマン
至福のとき:娘と遊んでいるとき