レンタルも！お困りごとにはフランスベッド

フランスベッドは、介護ベッドの開発・レンタルサービスを行っている老舗メーカーです。お客様の要望に対して真摯に対応してきたフランスベッドのこれまでと、介護ベッドを選ぶうえでのポイントなどを伺いました。

フランスベッドは、介護向けベッドの販売・レンタルサービスを行っている老舗メーカーです。お客様の要望に対して真摯に対応してきたフランスベッドのこれまでと、介護向けベッドを選ぶうえでのポイントなどを伺いました。

在宅介護向けのベッドの販売、レンタル業を行うようになった経緯を教えてください。

弊社はもともと、創業者の池田実が日本の生活様式の欧米化に目をつけ、日本の住宅に合った「分割式ソファベッド」を開発し、その後一本ベッドなどを展開。1970年代から介護ベッド（病院向けの療養ベッド）の開発を始め、1983年には現社長の池田茂が、日本で初めて介護ベッドのレンタルサービスを開始しました。発端は、ベッドを購入されたお客様からの「数日前にベッドを購入したが、利用者が亡くなったので引き取ってほしい」という言葉でした。

池田は「お客様のお困りごとに対してどのようなサービスを提供できるか」ということをとても重要視していますので、「介護ベッドは必要な時に必要なだけお借りいただくことが、お客様のためになる」と考え、このようなサービスを始めました。まだ介護保険制度やシルバービジネスと呼ばれるものが始まる前の話ですので、お客様のご要望に応える、ということを続けていくうちに自然と今現在の事業につながった、というのがきっかけとなります。

在宅介護のベッドを開発するようになってからも、ベッドからの転倒リスクを軽減する超低床のベッドや、寝返り支援機能のあるベッドなど、お客様のご要望にお応えするため、介護を受ける方、介護をされる方、どちらの負担を減らすようなベッドの開発を続けております。

実際にフランスベッドの商品を使ったお客様からの感想などはありますか？

2020年の5月から販売・レンタルを開始している「離床支援マルチポジションベッド」を購入されたお客様から、好評の声をいただいております。本商品は、老老介護などの介護における課題解決を目指して開発されており、日常生活のさまざまなシーンに応じてベッドを変形させることができます。

 

「離床支援マルチポジションベッド」は具体的にどのように変形しますか？

通常のベッドのカタチである「ベッドポジション」から上半身を起こした「リクライニングポジション」、お食事などが行えるようになる座位のカタチ「シーティングポジション」、起き上がりの負担をなるべく軽減するための「スタンディングポジション」など、これまで起き上がる際に介助が必要であった方でも、ご自身の力で起き上がれるようにサポートする機能が搭載されております。

実際に利用されたお客様からは、「一人で立つことも寝ることもできるので、なんて便利だろうとびっくりしました」という喜びのお言葉をいただいております。
そのほかにも、弊社商品をご購入いただいた方からは、販売員を通じてさまざまなお言葉を頂戴しております。

 

 ベッドを選ぶうえでのポイントはありますか？

ベッドは生活をするうえで欠かせないものになりますので、ご利用者様の身体状況や生活状況をよくお伺いし、適切なベッドを選択する必要があります。実際に店舗で商品をご覧いただけるようであれば是非ご覧いただき、使用感を試していただくのが一番だと思います。ご本人様が来店できない場合などは、ご家族の方がお越しくださることも多くあります。実物を見ていただき、間取りに適しているか、希望する機能はついているか、その他の補助的な用具は必要かどうかなど、レンンタルや購入を決める前になるべく確認していただくことが、ベッドを選ぶうえでとても大切なことだと思います。

また、普段どのような生活をしていて、現状でどのようなお困りごとがあるのかを相談していただくことも大切です。起き上がりに不安があるのか、床ずれなどに不安があるのか、起き上がる際の方向転換に不安があるのか。相談をしていただくことで、弊社の商品のうち、どの機能が搭載されているものが良いのかなどのご提案をすることができます。ご自身にもご家族にもご負担の少ない商品を選択していただくことがとても重要になります。